総量規制オーバーはまとめローンで借りる

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総量規制オーバーはまとめローンで借りる

カードローンとかキャッシングの記事では必ず総量規制という言葉が出てきます。これは、消費者金融における限度額ですが、銀行カードローンでは無関係です。

総量規制の範囲

消費者金融だけではなく、信販会社のクレジットカードのキャッシング枠も総量規制は含まれます。ですから、カードローンの申込みをした時に、そんなにカードローンは使っていないのに、クレジットカードのキャッシングをしていると、総量規制の範囲が狭まり消費者金融カードローンの審査を通過しないことになります。

銀行カードローンは直接総量規制とは関係ないのですが、多重債務の一つとして審査材料になります。たいてい、総量規制オーバーに近い多重債務の場合は銀行カードローン審査も通りません。住宅ローンや自動車ローンなどは総量規制対象外とされていますが、審査のときには考慮されることが多いです。

総量規制オーバーでお金を借りることができる？

はっきり言って、総量規制オーバーでは、審査は通らないです。審査の甘い中小消費者金融でも、借入残高が多いと審査に通りません。消費者金融にとって、総量規制オーバーはNGです。金融庁に届け出をしている正規金融業者では、総量規制は厳守項目です。ですから、総量規制を越える新規借入はできません。

ただし、消費者金融のまとめローンだけは、総量規制対象外の金融商品として審査されることになります。証書貸付として、総量規制対象外として、扱うことになります。借入総額が年収を超えない、信用機関のローン審査に通過するなどの収入がしっかりある込みとが条件になります。ただ、金融業者としては、返済能力が高い事、完済できること保証されなければ、まとめローンはできません。総量規制オーバーの前ならまだ審査は通りやすいと言われていますが、総量規制オーバーの段階では、消費者金融大手では審査は難しいでしょう。

中小消費者金融のまとめローン

こんな時に審査の甘い中小消費者金融のまとめローンが、総量規制オーバー対象貸付として注目されます。金利も多少低くなっていますが、それでも15％と高いものもあります。まとめローンは多重債務解消のためのローンですが、それが中小消費者金融のまとめローンよりも低い金利であるのなら、このまとめローンは負担が大きくなってしまいます。

月の返済額を小さくしていくと、返済期間が長期にわたり、返済総額が大きなります。それを知って、まとめローンを勧めてくる中小消費者金融もある口コミもあります。ヤミ金に近い業者などでは、こうした形で収益を上げているのです。巧妙な手口で、一見得をしている感じです。総返済額を確認しないと、大損をしてしまう方もいます。

しかし、こうした方もいます。中小消費者金融では事業用ローンなどもありました。自分は個人事業主で、債務整理をすることができなかったのですが、カードローンと消費者金融の使いすぎて、ある時大手消費者金融に申込みをしたとき審査落ちでした。中小消費者金融のまとめローンにしたところ、毎月の返済額が半分程度になったのです。全部返済をしたら、とんでもない金額になることは承知ですが、ブラックリスト対策としての方法として選択しましたということです。

要するに、総量規制オーバー前に中小消費者金融のまとめローンに行くことで、多重債務完済と1つのローンになったというのです。個人情報的にも異動情報はなく、完済記録が増えたということです。消費者金融側としては、儲けの話としてまとめローンを勧めて来る場合も多いです。債務者が損をする事はあるかもしれませんが、ブラックリスト回避ができるのです。

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