総量規制オーバー以外 原因 借りられない

総量規制とは消費者金融などの貸金業者を対象とした貸金業法により制定された、金利の上限のことです。

総量規制の対象である金融業者に申し込みをした人は、年収の3分の1までしか貸金業者全体から借り入れすることができません。
銀行などでは貸してくれるので、審査に落ちたからといって完全に融資の道を断たれたわけではないので安心してください。

総量規制オーバーになる場合は借り入れ金額が大き過ぎることが審査落ちの原因ですが、一般的に審査に通らない理由は借り入れ件数の多さもあげられます。
消費者金融で重要なのは総量規制オーバーですが、銀行カードローンに申し込みをするならむしろ借り入れ件数の多さだといことです。

融資を受けたら毎月の返済が待っていますが、返済日にお金を用意できていないと、別の金融機関から借り入れをして、そのお金を返済費用にあてるという傾向があります。
それを繰り返していくと、毎月の返済で借金が減っていくどころか、借り入れがどんどん増えていってしまいます。
そのようにして借り入れ件数が増えていく危険性があるので、審査のときには借入総額と件数の2つのポイントを大きな判断材料にしているのだそうです。

金融機関によって審査基準はさまざまでしょうが、一般的に2件まで借入をしていても問題ないといわれています。
3件になると危険信号で、4件を超えてしまったら審査に影響してしまいます。
属性がよくない人が4件の貸金業者から融資を受けていたら、それで落ちてしまいますので、申し込む前にご自身で振り返ってみてください。
ちなみに、5件以上から借り入れをしていると、新規の借入れはできないと考えられています。

消費者金融は総量規制オーバーを避けるために、年収の3分の1までの借入総額でないと断られることが明白ですが、銀行カードローンにも暗黙の制限がないわけではありません。
銀行カードローンでは、年収の2分の1までが基準だという説があります。
新規で借り入れの申し込みを検討中で、合計額が審査に引っかかりそうだという場合、そのまま手続きをしても審査落ちしてしまう可能性が高いでしょう。
おまとめローンで金利を低くして返済の負担を軽減させるなど、なんらかの手段を考えてみてはいかがでしょうか。

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