公的機関 教育ローン 総量規制オーバーしても貸してくれる

公的機関の教育ローンなら総量規制オーバーしても貸してくれる?

総量規制オーバーしてしまうと、資金が必要なときに貸してくれるところが見つからないということがあります。

担保付きローンなら、総量規制オーバーしても貸してくれるのでしょうか。

 

例えば、マイカーを所有したいと思ったら、自動車ローンを組む方が大半です。
どこの自動車ローンを組むかによって、総量規制に含まれてしまいますので注意が必要です。
総量規制と無関係である信用金庫や銀行が運営する自動車ローンでしたら、年収に関係なく申し込みができます。

 

しかし、どこの自動車ローンかにかかわらず、総量規制の対象外にする方法があります。
自動車ローンで購入した車をそのまま担保にするという加入方法です。
自動車ローンの他に、有価証券や住宅を担保にすることで、総量規制の対象外で借り入れをするという手段があります。

 

学費を金融機関から借り入れしたいけれど、総量規制オーバーにならないか心配だという親御さんがいるかもしれません。
学費は年間でかなりの高額になりますから、年収の3分の1以下にとどめられるのか、他にキャッシングやカードローンを利用していたらどうなるのかなど心配です。

 

奨学金は金融機関ではなく日本学生支援機構というところから融資を受ける費用なので、総量規制の対象外ですから年収の影響を受けることはありません。
日本政策金融公庫が運営している教育ローンも、総量規制とは関係がありませんので安心して申し込みができます。
その他にも、公的機関である社会福祉協議会の生活福祉資金も、賃金業者の商品ではないことから、総量規制を気にせずに貸してくれるのが魅力です。

社会福祉協議会の教育支援費では、無金利で学費を貸してくれるので、奨学金や民間の金融機関から借り入れするより魅力的です。
教育支援費は、低所得者世帯であるがために大学や高校への進学をあきらめざるをえない状況にあっても、部分的に授業料を貸してくれるという、子供たちにとってありがたい制度です。

 

教育支援費は学費の一部を補ってくれるだけなので、全額を学校に支払うためには親御さんやご本人である学生さんもアルバイトをして働くなどの努力が欠かせなくなります。
返済期間が20年以内とゆとりがありますので、無利子ですし、じっくり返済計画を立てやすいのではないでしょうか。

 

教育支援費で1カ月あたりに受けられる最高融資金額は、大学が65,000円以内、短期大学が60,000円以内、高専が60,000円以内、高校が35,000円以内です。
1ヶ月ごととなっていますが、その学校に進学してから卒業するまでずっと教育支援費を受け取ることができます。
もっと多い金額が必要な場合、社会福祉協議会に依頼をして認可が下りた生徒さんには、上記の1.5倍までの金額を貸してくれるとのことです。

 

奨学金も学費を使途とした融資ですが、高額なので返済するのも大変です。
返済することも視野に入れて、どの方法がベストなのかご家族で相談してみてはいかがでしょうか。

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