総量規制以上 まとめローン ちょっと待った

総量規制以上のまとめローン、ちょっと待った

消費者金融系のまとめローンは総量規制対象外で多額のキャッシングができます。
良い商品と評判で、多重債務者が低金利で1つのまとめローンで返済が楽になるというものです。
ただし、すべてのまとめローン、すべての多重債務が得をするものではないです。

 

 

まとめローンのメリット

多重債務で平均17%の金利。これは主に大手消費者金融での借入の場合です。
50万円、30万円、60万円というように、うまく総量規制範囲内で審査通過で、つい多重債務に陥ることはあります。

 

ここから、毎月おとなしく返済をしていくのもありですが、まとめローンでは、貸金業法の例外として総量規制以上でもまとめローンの審査通過ができる場合があります。しかも、上記の数字では140万円の借入ですが、大手消費者金融のまとめローンでは、17%の金利よりずっと少なくなくなります。

 

ということで、140万円のまとめローン、金利12%程度になるとしたら、断然お得にキャッシングになります。しかも、この時に140万円以上、総量規制以上の金額でもOKです。

 

一度に多額の貸付で返済はどうする

せっかくの低金利のまとめローンですが、ここで返済額も下げるとどうなるでしょう?
金利は下がりますが、返済期間が長期化すると、結局は多く返済しなければならないことになります。

 

140万円17%、140万円12%と大きく金利差がでますが、12%の方で、毎月の返済額を小さくしてしまうと、17%の時より長く返済、その分総返済額が大きくなってしまうことになります。
それが、返済のからくりであり、見た目は低金利のまとめローンですが、返済額も小さくしてしまうことでまとめローンのメリットがなくなってしまうことがあります。

 

 

まとめローン、中小消費者金融では特に気をつけて

中小消費者金融のまとめローンでも総量規制以上の借入ができます。
こちらは大手消費者金融よりも高い金利が多く、最初から多く返済をさせるためにオススメする場合があります。

 

金融事故で中小消費者金融でしか借入ができない。
ここは総量規制以上のまとめローンで、多重債務も解決(これは良いことですが)、低金利でまとめましょうという誘いには気をつけてください。

 

まとめローンでは、どんな場合でもシミュレーションをして、返済額の確認をすることです。
できれば、まとめローンで低金利でも毎月の返済額を変えないで、行うことがベターです。
それ以外では、まとめローンのメリットはないと言えるでしょう。

 

総量規制以上の借入は確かにできるのですが、返済状況は良く確認しなければ、申込者は損をして、金融業者が儲かると言うシステムです。審査でも困難なまとめローン、せっかく審査通過でもシミュレーションで確認を。

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